2013年3月2日土曜日

懸念する韓国の動向

韓国大統領の就任式が終わった。
日本からも麻生副総理、岡山の逢沢一郎議員も日韓議員連盟の副会長でもあり、就任式の様子やその後朴クネ新大統領との会見の様子も伺った。

日本およびアジア、世界の動向を考える上で韓国の同好は極めて重要である。
懸念するのは、最近の韓国の中国への傾斜。

朴大統領は父親の朴元大統領が親日家であったので、日本重視の外交政策を打ち出すものかと思われたが、就任演説や、外交のスケジュールなどを見ると、明らかに中国重視の姿勢を打ち出している。これは韓国国内世論を反映してのことと報道もされているが、これがまた問題である。

今韓国で反日世論が支配し、親日家が叩かれている。話に聞くと親日的なネットの書き込みなどが規制の対象ともなっているそうである。
以前にも竹島(独島)問題で、歴史的事実をただした高校生が取り締まりの対象になったという恐ろしい状況が生まれている。全うな発言をした学者が袋叩きにあっている。

背後で中国あるいは親中分子の策動があるのではと疑ってしまう。
過去の歴史を見てもそうであるが、韓国あるいは朝鮮には中国を宗主国として仰ぎ日本を蔑視する傾向がある。
ただしその結果は悲惨である。

最近の中国と韓国の日本たたきは異常である。日本国民として腸が煮えくり返るような思いもするが。これは単に日本国民の感情を逆なでしていくことに留まらず、アジア全体の平和と繁栄にとんでもないブレーキをかけるものである。

韓国国内の反日親中世論は誰がリードしているのか。何の目的で行っているのか?知りたい。
これは韓国自体にとってもとんでもないマイナスをもたらすと思うのであるが、韓国国内で全うな意見は圧殺されている危険状態である。
もちろん、日本にとっても大変なマイナスであるが、韓国の世論を正常化する方策はあるのだろうか?