2013年2月20日水曜日

日韓関係

日韓関係が難しくなっている。
李明博韓国大統領の竹島(韓国名独島)訪問とその後の言動が、火を注いだ。
従軍慰安婦問題でも論戦が続いている。

はっきり言って、日韓関係のもつれは両国と両国国民にとって何の利益ももたらさない。
日韓が争えばほくそ笑むどこかの国もある。

手元に一冊の本がある。
明治学院大学教授の武光誠氏の書いた「日本と朝鮮はなぜ一つのくににならなかったのか」と言う本である。
発行は2010年。
タイトルに興味を持って買ってみた。

テーマは韓国と日本の古代史である。
日本も韓国もその国家成立の過程は不可思議である。古代には密接な関係を持っていたと考えられる両国だが、どうもわからないことだらけである。
どうも共通のルーツを持つもの同士がそのルーツをお互いに隠しあって、勝手な歴史観を作り上げてきたようにも思われる。

このルーツの秘密を明らかにすることが、これからの日本、あるいはこれからの韓国、アジアを考える上でとても重要なように思う。

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